毛皮の加工

前処理 
動物を畜殺して剥いだ生皮から肉塊や脂肪塊を取り除く。さらに中性洗剤や、工業用のガソリンといった有機溶剤で、脱脂を行う。
なめし 
脱脂後、なめし剤に漬込んで防腐処理を行う。なめし剤として、ミョウバン食塩の混合溶液や、塩基性クロム塩と食塩の混合溶液などが用いられる。ミョウバンによるなめしは古くから行われてきたものであるが、水分に弱いため、染色には向かない。クロム塩によるなめしは耐水性、耐熱性に優れるが、毛皮が淡青緑色に着色してしまうという難点がある。皮革のなめしのことを英語でタンニング (tanning) と呼ぶが、毛皮の場合ドレッシング (dressing) と呼ばれる。
仕上げ 
必要に応じて染色を行う。加脂によって皮繊維に油脂を浸透させ、「水分を加える」→「揉みと延ばし」→「乾燥」を繰り返すことで、柔軟性を良くする。さらに、剪毛機によって毛並みを整えて製品とする。

毛皮と肉

毛皮を得る上で、その動物の他の部分()が利用されることもある。例えばウサギは古くより防寒具用の毛皮として用いられ、こと第二次世界大戦以降には航空機の発達にもより高空を飛ぶパイロット用の防寒着が必要とされ、日本では大規模なウサギの養殖と毛皮加工が行われた。これらの肉は元々は不要部分ではあったのだが、これをプレスハムなどの形で加工して食品として利用することがしばしば行われた(『ドキュメント屠場』著:鎌田慧・ISBN 4-00-430565-9 )。


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